アップするその前に。その日本語、おかしくないですか?:その1

Web上でさまざまな文章に触れていると、やけにミスが多いな、読んでいて何だか引っかかるな…という文章に出合うことがよくあります。

それって、本当にもったいないこと。

語法的にどんなミスが多いのか、それを防ぐためにはどうしたらいいのか、お話ししていきます。

文章にミスが多いと、信頼を損ねることも…

先日、興味を持って覗いたとある講座のランディングページ。

ざっと読んだだけでも、相当量の誤字や語法のミスがありました。

内容は興味深かったのですが、読み進むにもミスが気になり、すんなり頭に入ってきません。

あなたが素晴らしい情報を持っていても、それを伝える文章にミスがあれば、相手にはうまく届かなくなってしまいます。

スムーズに頭に入ってくるはずの情報が、ところどころにあるミスに遮られてしまうのです。

ミスが多すぎれば「チェックもしていないの?」「この人大丈夫かな…」と、読む人に疑問や不安を持たせてしまうでしょう。

日々発信するブログやメルマガのちょっとした誤字・脱字などはご愛敬だと思いますが(私もやっているでしょうし…)、ランディングページや商品・サービスの紹介などでのミスの多発は、信頼を損なってしまう結果にもなりかねません。

よく見られるミスの例

誤字・脱字

最もよくあるミスです。漢字を間違えて覚えているなども原因となりますが、現在ではタイプミスや誤変換によるものがほとんどだと思います。

ら抜き言葉

× その柿はまだ青いので食べれません。

 その柿はまだ青いので食べられません。

話し言葉としてはすでに市民権を得ている「ら抜き言葉」。ほかに「出れる」「来れる」「見れる」などがありますね。正しい語法として認められる日はそう遠くないのかもしれません。

しかし、話し言葉としては気にならなくても、文字にしてみると違和感が強くなります。文法として誤りとされている今は、文章を書く際には使わないようにしましょう。

~たり、~たり

× 今日は本を読んだり、ピアノを弾いて過ごしました。

 今日は本を読んだり、ピアノを弾いたりして過ごしました。

新聞・出版業界では「たりたり」と呼ばれ、間違いやすい語法として知られています。

2つめの「たり」が落ちてしまうことが多いのですね。

ただ、一文が長い場合は、2つめの「たり」を入れると文章がもったりするように感じられることもあります。何が何でも「たり」をつけなくともよいという解釈もあるので、「たりたり」が基本であると知ったうえで、読みやすさを考えて判断するとよいでしょう。

参考:「~たり~たりする」?(NHK放送文化研究所)

主語が不明/主語・述語のねじれ

× 私の目標は、5㎏やせたいです。

 私の目標は、5㎏やせることです。

…これはすぐわかりますね。×の例では、主語は「私の目標は」ではなく「私は」とすれば正しい文章となります。

では、次。

× 葉酸が多い食品はレバーや納豆のほか、モロヘイヤやホウレン草などの野菜にも多く含まれています。

 葉酸はレバーや納豆のほか、モロヘイヤやホウレン草などの野菜にも多く含まれています。

一見問題ないように見えますが、×の例では主語の「葉酸が多い食品が」に対し、述語が「含まれています」となっており、主語と述語にねじれが生じています。

このミスは文章が長く、複雑になるほど起こりやすくなります。しかしWeb上では、最初の例のようなシンプルな短文でも主述が合わない例をしばしば見かけます。

…長くなりましたので、その2に続きます。

 

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