今さらだけど、内向的なのは別に欠点じゃない

自分が内向的だと思っている人なら、誰しも

「自分を変えたい」

そう願ったことがあると思います。

そう、世の中は外向的な人のために(だいたい)できている。コミュニケーション能力があって、知らない人とどんどん繋がっていける人が称賛され、そんな人になれるように子どもの頃から教育されて。人が多すぎる街、オフィスや教室のオープン化。授業でも仕事でも、人とやたら話すことが求められて。

人と積極的に関われて、人と話すことが好きな自分になれたらどんなに生きやすいだろう…と、きっと思ったことがあるのではないでしょうか。

私自身、内向的な人間です。
最近、強み発見ツールとして知られる「ストレングスファインダー」を受けてみましたが、34ある資質の中から私のトップとして上がったのは「内省」でした。
そして、人の多い環境で過ごす苦痛や、人とのコミュニケーション能力における劣等感を常に味わってきたひとりです。

さて、そんな内向的な自分をどう扱ったらいいのか。内向的な人間の生き方って何だろうか。そんなことを、これから数回に分けて書いてみようかと思っています。

フリーランスとか個人事業主を選ぶ人って、内向的な人がけっこう多い気がするので、そんなお仲間さんに向けて。
(外向的な人は「内向的さんってこんななのね」と参考にしていただければ)

内向的な人の特徴とは?

そもそも、内向的とはどういうことなのでしょうか。

ウィキペディア「外向性と内向性」にも詳しい説明がありますが、ハフポスト日本版の記事の中に「内向的な人のコミュニケーション10の特徴」というのがありましたので、一部分かりやすい言葉に直した上で引用します。

  • ひとりを好む。人の多い場所では疲弊する
  • 世間話は疲れるが、深い話だとイキイキする
  • 雑談は苦手。人前でのスピーチやステージに立つことの方がずっと簡単
  • 刺激の多い環境ではすぐ気が散るが、静かな場所では退屈することなくずっと集中できる
  • クリエイティブな、個人でこまごまと作業できる働き方に自然と引きつけられる
  • 人に囲まれると、はじっこに行きたくなる
  • 話す前によく考える。よい聞き役だと思われることが多い
  • 外向的な人と違い、周りのムードが伝染しない
  • 電話が苦手
  • ひとりになりたいときは、コミュニケーションを遮断する

 

内向的な人は、外部刺激に対する反応性が高いといわれています。人の多い場所や、さまざまな人たちとさまざまな話をしなければならない環境が苦手…というのは、外向的な人のようにそうした刺激に対してワクワクしたり夢中になったりするのではなく、過敏に反応して疲れてしまうことが理由のひとつのようです。

内向的なのは、ひとつの個性

自分のビジョンを見出したり、大きな目標設定をするためのワークなどで、「自分の理想の一瞬をイメージしてみましょう」と言われることがよくあります。

私は、こうして描いたイメージの中にいるのは自分ひとりです(笑)
自分の心落ち着く環境(森の中だったり、整った自宅のリビングだったり…)でひとり座り、好きなことを黙々としている、というもの。
何度やっても、自分以外の人が登場したことがありません。
もちろん、このシーンの後には家族がそれぞれ帰ってきたり、大切なお客さんとお話ししたりということは当然想定されているのですが、理想の「一瞬」を切り取ったら確実にひとりなのです。

「このつながり重視の時代にそれってどうなの」と、こうしたワークをするたびに悶々としていたのですが、最近になって、それはそれでいいじゃんと吹っ切れました。

先ほどのハフポスト記事などのように、内向性を肯定的に捉えたり、外向性だけが重視される流れに疑問を投げかけたりする動きも少しずつ出てきています。

内向的な人にとっては疲れることが多い世の中ではありますが、だからといって内向的なのは欠点ではありません。

疲れるけど、理不尽だと思うこともあるけど、「この性格が悪い」とは思わないでほしいのです。

内向的という個性を、まずは自分で認めてみよう。

そうしたところで人と話すのが得意にはならないし、人の多い場所が疲れることには変わりがないけど、「自分は内向的だ。それでいいんだ」そう思えると確実に少し楽になります。

…内向的シリーズ、今後も何回か続きます。

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