「人は感情で物を買い、論理で正当化する」

先日、久しぶりに衝動買いをしました。

ほくほく嬉しい気持ちと、ちょっと買いすぎたかしら…というほのかな後悔の中で、ちょうどこんな言葉に出合いました。

「人は感情で物を買い、論理で正当化する」

マーケティングは学び始めでまだまだこれからですが、この言葉を頭において、今回の私の衝動買いを振り返ってみたいと思います。

あの大好きなブランドが、なんと半額!

衝動買いしたものは、ittalaの食器です。

冒頭の写真(画像悪いですが…)の、左の透明のボウル2つと、右のしましまボウル3つ。

会社で、ittalaその他北欧ブランド食器の販売会があったのです。

なんと、すべて半額。

ittalaやアラビアがここまで安くなる機会は、私が知る限りほぼありません。

事前に予約票が配られていたのですが、これにしようかな…と考えていたら息子と私が続けてインフルエンザにかかって1週間以上会社を休むことになり、その間に予約の〆切が過ぎてしまいました。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。

数量限定で当日即売の品もあるとの告知があったのです。

あまりブランド物には興味がない私ですが、北欧系は別。イッタラもアラビアも大好きで、持っている数は少ないですが普段から愛用しています。

新婚旅行はフィンランドで、もちろんアラビアやマリメッコのファクトリーショップへも足を運びました。

…そんなわけで、販売会当日を心待ちにしていました。

「このチャンス、逃すわけにはいかない!」

販売会は、お昼休み開始と同時に始まる予定でした。

お昼休み前にトイレに行って戻ったとき、社内で仲のいい人がこの販売会に関わっているのをいいことに、商品を並べている場所をうろうろして品定め。

予約しようと思っていたデザートボウルが、即売品としても出されると判明。

いったん自席に戻ったものの、席からはちょうど販売会準備の様子がちらちら見え、ほかにも足を留める人の姿もあって「ライバルか!」とそわそわ。

もう気になってしょうがないんです。仕事中なので、誰も抜け駆けなんてしないはずなのですが。

昼休みまで残り15分。PCに向かっているふりをしつつも、完全に浮足立っていました。心はもう北欧。

お昼休みを告げる鐘を号砲に、財布掴んでダッシュ。

まずは誰よりも早く、狙っていたデザートボウル2つを胸に抱え込みました。

これでもともとの目的は達成されたのですが、続けてスープボウル3点を確保。

ittalaが半額で買えるのは今しかない、これを逃したら、もうこんなチャンスは巡ってこないかもしれない(6月で辞めるし)…そんな思いが、私をスープボウルに駆り立てたのでした。

おそらく、その場に群がる多くの人々もそう思っていたはずで、そうした人々(自分も含めて)がつくり出す場の熱気も影響したのだと思います。

あとから、衝動買いを正当化する

お会計はしめて9,990円。

衝動買いとしてはかわいいお値段かもしれませんが、当初の予定では4,000円弱くらいのはずだったので、予算の2倍以上買ってしまったことになります。

「まあ、カステヘルミ(ガラスの方)はもともと予約するつもりだったし。家にあるのは2個だから息子が将来使う分が欲しかったし」

「オリゴは…このくらいのサイズの食器、家になかったしね。あったら便利だよなーと思ってたんだよね」

…というのが、私が自分(と夫)に言い聞かせた、今回の衝動買いを正当化する理由です。

この直後に「人は感情で物を買い、論理で正当化する」という言葉を知って、ああその通りだなぁ…と深く頷いてしまったのです。

いかに、人の感情を動かすか

今回の衝動買いを振り返ると、ものすごく自分の感情が動いていたことがよくわかります。

何かを買ってもらうには、人の感情を動かすこと。

何かを売るために言葉を扱うコピーライティングには、「エモい」(この言い方あまり好きではありませんが)要素が必須なのです。

ただ、人の感情を言葉で動かそうとすることは、「煽り」と紙一重とも言えると思います。

煽る側に足を踏み入れずに、いかに感情を動かすか。

静かにそして丁寧に人の感情に火を灯せるような、そんな書き方をしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

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